配当とは?

配当って何?

配当というと例えばギャンブルやあるいは株を連想される方がおられるかもしれません。

どちらにしても今の手元のお金を増やすことに関係はあっても、終身保険と配当というのとはあまり直接結びつかないのではないか、と思われる方も。

では配当とは何か、その言葉の意味をごく基本的なところから見て行きましょう。

配当とは「割り当てて配ること」、あるいは「割り当てて配られたもの」

つまり何らかの利益が出た場合、もっと分かりやすく言えばお金が儲かった場合にそれを受け取る権利のある人(例えば競馬なら勝ち馬の馬券を買った人など)に平等に割り当てることを言います。

この保険の配当とはどこから出てくるのでしょうか。

終身保険・生命保険の場合は実際にこちらが保険料として支払ったお金のうち、保険会社によって資金運営されたことで生まれた儲かった金額がこちらに戻って来ます。

会社の運営にかかる費用が当初よりも安く済んだ、あるいは資金運営の運用利率が当初よりも上回った、というように。
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保険金は単純な貯金ではなく、保険会社によって会社自体をを動かす経費として運用され、投資されることで更に増やされてこちらに戻ります。

その増加を配当と考えることが出来ます。


逆に言えば保険会社が全然儲からなかった場合は配当は支払われないことになります(実際に90年代の不況ではそうした無配当の状態に陥ったケースもありました)。

では終身保険と配当の関係は?

保険会社が資金として運営して、その利益が保険料を支払っている人にも戻って来る。それが配当であることは分かりました。

さて、終身保険について色々調べてみると「無配当型」という言葉が目に付くことに気付かされます。

文字通りこれは配当が生まれないタイプの終身保険のことだと頭では分かるのですが、ではこれは保険加入者にとってどういうメリットがあるのでしょうか?

「こちらに配当として戻ってこないっていうことは、会社が幾ら儲かってもこちらが損をするだけ?」とつい考えてしまう……という方もあるのではないでしょうか?

無配当型のメリットはつまり、それを逆に考えて会社が保険料を運営して得た利益は保険料を支払う人には分かりやすい形で「配当」としては返ってこないけれど、その分こちらが支払う保険料自体が安く抑えられるというところに挙げられます。

また、先にも書きましたが配当が生じる保険の場合現在のような不況に陥った場合は保険会社にとっても保険料を資産として運用していくのが難しくなり、その点で配当を十分に加入者に支払えなくなるというケースも生じます。

そもそも保険とは短期的な収入を見込んで始められるものではなく、保険金や解約返戻金のようにリターンとして戻って来るお金を貯蓄するという長期的な「備えあれば憂いなし」として考えられるのが一般的なこともあって、配当という考え方とはやや馴染みにくいところもこうした「無配当型」が主流であることの一因でもあります。


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