かんぽ生命

「かんぽ生命保険」とは郵便局窓口で加入できる生命保険であり、2007年の日本郵政公社民営化に伴い、新しく設立された保険会社です。

基本的には以前から「かんぽ」として販売されてきた保険プランがそのまま継承されていいます(商品名に「新」の冠が付いた程度)が、一番の違いといえば、前身の「かんぽ」は簡易生命保険であり、「簡易生命保険法」という法律に基づき、保険金等の支払を日本国政府が保証していましたが、現在の「かんぽ生命保険」は「保険業法」に規定される一民間企業が提供する生命保険サービスであり、政府保証がない点です。

その一点を除けば、終身保険についても大きな変化はありません。

「新ながいきくん」

かんぽ生命の終身保険には、従来の「ながいきくん」に「新」が付いた「新ながいきくん」があり、
<定額型>
<ばらんす2型>
<ばらんす5型>
<おたのしみ型>
の全4タイプが出ています。

<定額型>がノーマルなタイプの終身保険で、保険料の払込みは<60歳・65歳・70歳・75歳>のいずれかを選択でき、払い込みが完了しても死亡保険金額が変わらないことから、相続税資金などの準備にも適しています。

<ばらんす2型><ばらんす5型>は払い込み完了後に支払われる死亡保険金を「ばらんす型2倍」であれば1/2、に「ばらんす型5倍」であれば1/5に減らした分、月額負担を低く抑えたプランです。

<おたのしみ型>はその名のとおり、生涯保障に“お楽しみ(生存祝い金)”がプラスされたプラン。
<60歳・65歳・70歳・75歳>のいずれかの年齢で払い込みを終了したあと、5年ごとに保険金額の一部を受け取ることができるものです。生涯保障と、老後の余暇の資金づくりを同時に行える点が魅力です。

いずれのタイプを選んでも、「倍額保障」制度が付いています。 この点も旧かんぽ時代から代わっていません。

不慮の事故や災害、あるいは食中毒など特定の感染症によって死亡した場合、死亡保険金額の倍額が上乗せされる保証制度のことで、たとえば500万円の保険契約であれば1000万、1000万円の保険契約であれば2000万円受け取れることになります。

但し、加入後1年半が経過していることが条件になっています。民間生保で例えるなら「災害割増特約」が主契約に自動付帯されているのと同様の仕組みです。

「旧かんぽ」も「かんぽ生命」も、どうしても保険料が高いイメージがあります。

それは、入院給付の疾病傷害入院特約の特約保険料が貯蓄性を持っていて、払込みが有期で終わる分、掛け金が高くなっているから・・・。

掛け金が高いのは確かにデメリットですが、その分還付(保障)も厚いというメリットがあり、どちらを重視するかで「かんぽ生命」の評価が分かれるポイントとなっています。
P R

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